ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・14歳女性。とても神経質。改善してCAを目指すひと
ケース75
Y.S.は1955年6月生まれ、初診は1969年6月。この成績優秀(成績A)の少女は、初診1年ほど前からとても神経質になった。そしてしだいに両親にたいして被害妄想的になった。両親がずっとあまりに近くで彼女と友人を見ていると信じていた。ほとんどの人が彼女を嫌っていると、私に告げた。思考は途絶し、記憶力と集中力は大変乏しく、とても内省的になっていた。幻視が現れ、文字はページの中で上下し、人が自分の思考を読み取ってしまうので、人を直視しなかった。自分の考えが声になって聞こえてきた。私は毎食1グラムのナイアシンアミド、アスコルビン酸、一日30㎎のメラリルを開始した。一月後、彼女は以前ほど被害妄想的ではなく、自殺したい気持ちは減っていた。1969年7月24日、幻視は消滅し、幻聴も少なくなった。被害妄想が減ったので、他人といるのが楽になった。疲れにくく、抑うつも改善した。1969年10月9日、彼女は好調だった。1973年8月9日にジョン・ホッファーの診察をうけ(1111)正常と評価された。ビタミン療法の継続が必要かどうか、ビタミンを中止て手見たところ、すぐにとても神経質になった。しかし、4年間ほどトランキライザーを必要としなかった。彼女は航空会社のアテンダントになる訓練生として採用された。
コメント:対人的な職業を目指せるほど改善したということだろう。