ピリドキシン(ビタミンB6)について
上記より
①L-トリプトファンをNADへと変換するのがひとつの働きである。
②ビタミンB3と同様に、ペラグラの原因となる。
③Dr Allan Cott, Dr Carl Pfeiffer, Dr Bernard Rimlandが子供にビタミンB6を用いたパイオニアである。
④Dr Bernard Rimlandの臨床研究
ビタミンBコンプレックス+ビタミンCを用いる。
191人の自閉症児が参加(反応なし 20人、 わずかに反応37人、すこし改善41人、おおいに改善86人)改善率66%
”17の臨床研究ですべて有効性を報告している。高容量ビタミンB6とマグネシウムの治療は、安全で有効である。およそ50%の自閉症児に効果がある。どんな薬物よりも安全である。”
⑤Dr Pheifferらは、どのような時にビタミンB6の増量が必要か検討した。ビタミンB6と亜鉛が不足すると、尿中のクリプトピロールが出現する。
⑥ホッファーの身体診察・・・皮膚線条の有無、爪白斑、青白い皮膚があるとき
まず250㎎で開始する。500㎎、750㎎へ増量することもある。
時に多動が悪化することがある。これはマグネシウムによって改善する。(200㎎程度のマグネシウム量)
コメント:皮膚線条といえば妊娠線ですが、子供にもあるようですね。