三谷先生講演 軽症に見える外科疾患を学ぼう

2月15日 広島医療ネットワークより 県立広島病院の総合診療科

①軽視しがちな「軽度の意識障害」 頻呼吸、ショックインデックス、低体温(35℃で敗血症が隠れていたことがある)、瞳孔不同などチェックを。

頭痛で来院した患者。左目がレッドアイ・・・緑内障発作。 失明の危機にある。マンニトールの点滴をしながら眼科へ紹介する。

③降圧薬で低血圧になっていないか

④左足が腫れた。コンパートメント症候群を疑え!! 骨折に付随する。血流が阻害される。神経は2時間でダメになる。筋肉は6-8時間でダメになる。 急いで減張切開が必要

足の間隔がなくなってくる。

⑤ネコ嚙症で、腫れが強すぎて、コンパートメント症候群になることがある。

⑥急性喉頭蓋炎・・・嚥下時の痛みがひどい。横になると、SPO2が低下してヤバイ。(CT検査中に呼吸不全になりうる)。横になると気道閉塞しやすい。

NSAIDsが効かない痛みはおかしい!(コンパートメント症候群) とにかく痛みが優先。 Aラインをつかって、内圧測定をおkなう。筋区画の内圧を計測できる。

⑧18歳男性。3時間前から下腹部痛。腹部触診異常なし。吐き気がある。→精巣捻転。精巣を持ち上げると上に上がる。カラードップラーで左右の血流を見る(これは簡単らしい)。

陰嚢を触るとわかる。急いで泌尿器科へ。

⑨足首の捻挫は内反が多い。足の外側の圧痛部位。足の真ん中。外側。付着部分。

第5中足骨骨折を見逃さないこと。レントゲンに映りにくい。捻挫に伴う。ジョーンズ骨折、下駄骨折。

➉手首の痛み。舟状骨骨折は、見逃されやすい。手根骨の解剖を知っていないと、わからない。定番の見逃し。偽関節になりやすいので、ちゃんとした診断が必要。

かぎ煙草入れ部分に、圧痛が出る。舟状骨撮影で診るとみえやすい。2-3週間も放置すると、ひっつかなくなる。

⑪大腿骨の頚部骨折なのか、転子部骨折なのか?整形外科医は早く知りたい。転子部骨折は血流があるから、骨を止めておくだけでよい。

たとえ歩けても、内旋、外旋で痛みが出るようなら骨折している可能性が高い。