ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・4歳男児 知能指数は120-140

 

ケース60

S.P.は1969年12月生まれで初診は1973年4月。養子になって、1年後、後に養子になった赤ん坊の女の子がやってきてから、ひどく嫉妬するようになり、多動になった。彼の知能指数は120-140程度であることが判明した。とても落ち着きがなく、すぐに不満がり、行動は天使から悪魔へと容易に変わった。実母は抑うつ傾向があり、おそらく統合失調症のために精神病院へ入院していた。S.P.は大きな怪物の夢を見たことについて語った。階段を降りようとすると、表面がつるつるしてすべりそうだった。毎食後500㎎のナイアシンアミド、ピリドキシン250㎎を朝夕食後、liothyronieおよび砂糖抜き食を開始してもらった。6週間後、かなりよくなり、妹にも親切になった。皮疹はなくなった。怪物の夢はほとんど見なくなり、夜尿も1度だけだった。1973年5月30日、ナイアシンは毎食後1グラムへ増量された。1973年8月7日、ジョン・ホッファーはimprovedと評価した。両親によると、ナイアシンを毎食1グラムへ増量してからの改善が目覚ましかったという。食欲は良くなり、よりリラックスし、しつけをよくきくようになり、コミュニュケーションも改善した。夜尿はなくなり、社会性も向上した。9月25日、正常だった。11月の終わりごろ、うがい薬を飲み、その後いつもワインを飲むようになった。再び落ち着かず、たくさんの幻覚の世界(怪物、銃、銃撃)へ戻った。過活動スコアは105から33(1973年4月11日から1973年9月25日にかけて)。

コメント:幼児がワインを好きに飲める環境!?さすがに親の責任では?

知能指数がとても高いので、落ち着けば学業等も優秀なのだろう。

夜尿と怪物は定番。