ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・9歳男児。兄弟で統合失調症。
ケース59
D.P.は1960年3月生まれで初診は1969年4月。初診の6か月前より不調となった。行動が緩慢になり、怠慢で、家庭での言葉は意味をなしていなかった。物の名前を間違ってい言い、嘘を言い始め、幻視を見るようになった。自身の幻覚を映画を見ているようだと表現した。夢の中では大群の男たちが石や棒を投げ、彼に向って叫んでいるのが聞えてきた。読書しようとすると、文字がぼんやりして見えた。D.P.の男兄弟と同じく、統合失調症と診断された。ナイアシンアミド500㎎を毎食後、アスコルピン酸500㎎毎食後を開始。一月後、幻覚は消失し、より明瞭に話せるようになった。文字がぼんやりすることもなくなった。1973年7月23日までにほぼよくなった。ジョン・ホッファーは1973年8月15日に診察し、wellと判断した。2日間ほどビタミンを飲み忘れると、症状が戻ってきた。過活動スコアは1973年8月15日に31点であった。
コメント:このシリーズは”統合失調症”のケースレポートが多いようである。