ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・10歳女子。被害妄想。怖がり
ケース96
Ca.W.は1962年3月生まれで初診は1972年6月。泥棒が家へ入ってくるのを恐れていた。叔母と二人の女兄弟は彼女の被害妄想的な態度を心配していた。誰も自分のことが好きでなく、怖がりで、夜に足音を聞き、夜中に恐怖があった。しだいにより心ここにあらずとなり、身体を揺らしていた。夜中に服が動物に見える幻想があると言った。悲しく、自分を殺してしまいそうに感じていた。ナイアシンアミド毎食1グラム、ピリドキシン250㎎朝夕を開始した。1973年3月23日、彼女は正常だった。1973年5月11日、家族によるとナイアシンアミドもナイアシンも内服できなくなった。そしてイノシトールナイアシン毎食1グラムを開始した。彼女は好調だったが、入眠困難があった。1973年6月21日、まだ自信喪失になりやすく、被害妄想的だった。人々が彼女をじろじろみており、抑うつ的で、決して笑わず、友人ができなかった。私はナイアシンアミド1グラム朝夕を再開し、イノシトールナイアシンを1日1グラムとした。眠前にイミプラミン25㎎を追加した。1973年8月23日、かなり改善した。だがまだシャイで怖がりだった。ジョン・ホッファーは0.5、0.5、0.5、0、improvedと評価した。かなりの改善、には及ばず。1973年12月4日、同じような状態だった。過活動スコアは71から45、55へ(1972年6月22日から1972年8月2日、1973年8月23日にかけて)。
コメント:ナイアシンが飲めないと治療困難なようだ。