ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・6歳男児 成績Aの生徒に

 

ケース58

J.N.は1962年12月生まれで初診は、1969年2月初診。発語が遅く、学習も進まず、周りの状況に気づかなかった。2週間続くけいれん発作に苦しんだ。とても頑固になり、言葉はどもるようになり、おかしな言葉を発した。ナイアシンアミドを1グラムとアスコルビン酸1グラムを開始した。2か月後、急に数日ほど正常になった。1969年7月14日、ナイアシンアミドを毎食500㎎へ増やし、1969年12月3日、ナイアシンアミドを毎食1グラムへ増やした。 1970年7月15日、何の改善も認めなかったので、ナイアシン1グラムとリタリン20㎎を追加した。1971年8月12日、リタリンとナイアシンアミドを中止し、Haldol2mgを開始した。1971年3月までに、ほとんどの時間好調となり、学校でもかなりうまくいくようになった。そこでナイアシンを一日4.5グラムまで増量した。ピリドキシン250㎎を朝夕とし、トランキライザーを中止した。1972年5月8日、ナイアシン2グラム朝夕へ増量。1972年7月7日、彼はほぼ正常だった。イミプラミン25㎎を眠前に開始。1973年3月までに再燃し、言葉がひどくなった。ジョン・ホッファーは、not improvedと判断した。しかし、学校ではとてもうまくいっていた。1973年7月18日、眠前のイミプラミンを50㎎へ増量した。1973年9月5日までにまた正常となった。過活動スコアは92から35、そして65、27へ(1969年2月27日から1972年7月8日、そして1973年7月18日、最後が1973年9月5日)。彼は成績Aの生徒だった。

コメント:ナイアシンアミド一日3グラムが定番