ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・7歳男児。多動で、会話の応答がうまくできない。
ケース54
M.I.は1964年11月生まれで初診は1972年7月。彼は静かで活気のない赤ん坊で、2歳で話始めたが、5歳まであまり進歩しなかった。そのため、学習スピードがゆっくりな子供のクラスへ行った。2歳時より多動になった。彼と会話するのは困難だった。言葉の理解ができず、返答は不適当だった。ナイアシンアミドを毎食1グラム、ピリドキシン250㎎、砂糖抜きの食事を開始してもらった。1972年8月18日、リタリン20㎎を追加した。1972年8月23日、ナイアシンアミドをナイアシン(毎食後1グラム)へと変更し、リタリンを30㎎へ増量した。最初の改善はその2か月でおこった。1972年12月29日、話し方がよくなり、言葉もより明瞭になった。学校でも改善し続けた。私はリタリンを20mgへ減量した。1973年3月29日、一日5mcgのリオチロニン(甲状腺ホルモン)を開始した。改善は続き、時にはとても良かった。コミュニュケーションは改善し、友達ができ、夜尿はめったになくなった。翌年には第一学年へ進級することになった。ジョン・ホッファーは1993?年8月19日にnot improvedと評価した。1974年8月19日、ナイアシンアミドに戻した。彼のスピーチは改善し続け、学校生活を楽しんだ。過活動スコアは95から71、そして67、40へ(1972年8月26日、1973年3月29日、1973年8月19日、1974年1月8日)。
コメント:改善しているのに、ジョンホッファーの判断は改善なし。