ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・9歳女児過活動。少量のナイアシンアミドが有効
ケース50 L.L.は1963年1月生まれで初診は1972年12月。第一学年の時、疝痛があり9か月ほど夜に眠れなかった。最初から他の子供とは異なっていて、とても過活動だった。彼女は自分の鼻がいつも詰まっていて、学校で集中できないと言っていた。暗がりでは多くの幻視を見た。お化けや幽霊、幻覚の祖母や母親。眠ることができなかった。集中もできず、記憶力にも乏しく、いつも神経質だった。彼女は毎食1グラムのナイアシンアミドは内服できず、毎食125mgづつ内服した。1週間で彼女は改善した。5か月して内服をやめたが、それでも調子が良かった。1973年7月18日にジョンホッファーが診察し、正常と判断した。まだ多少過活動だったので、一日1回のナイアシンアミドをとるようにアドバイスした。過活動スコアは77から35へ(1972年12月27日から1973年2月19日にかけて)。
コメント:これまでの症例と異なり、ナイアシンアミドの量が少ない。