ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・11歳 ひどい頭痛が4年間続いている
ケース33
Br.C.は1959年12月生まれで、初診は1971年8月。4年間ほど、ほぼ毎日頭全体と顔の痛みが継続し苦しんでいた。ごくまれに午前中の中頃に痛みがなくなることがあった。少しでも興奮すると痛みが出た。彼は14か月で話始めたが、言語療法が必要だった。初診時は正常に話せていた。学校の記録は悪くなかったが、傷つきやすく自信がなかった。幻視と幻聴の訴えがあり、非現実感もあった。学校では生徒たちが彼のことを話し、そしてスパイをしていると確信していた。思考は途絶し、記憶力と集中力は乏しかった。怒った時には、その人を殺そうと考えた。彼は悲しく、痛みがひどい時には、自殺を考えるほどであった。ナイアシンアミド毎食1グラム、アスコルビン酸毎食1グラム、ピリドキシン1日250㎎を開始してもらった。1971年の年末までこのレジメンを継続した。そして頭痛はなくなった。1973年4月、2週間おきに頭痛が出現していた。1973年8月21日、ジョン・ホッファーは彼が良好な状態にあることを確認した。母親は4年間何をやっても効果がなかったものが、メガビタミン療法によって改善したことを確信していた。彼の治療効果判定は、well. 過活動スコアは55から35へ(1971年8月から1973年8月21日にかけて)。
コメント:8歳くらいでこんな頭痛がする人はあまり知りません。片頭痛にしては少し早い気がします。