ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・8歳男児。言葉がうまく話せない。

 

ケース85

R.U.は1974年(63年生まれの誤記と思われる)4月生まれで初診は1971年10月。重度の発語障害があり、彼の言葉を理解するのは困難だった。いらいらして、すぐに怒り、暴力的になった。小児精神科クリニックを受診し、精神発達遅滞およびI.Q.78を指摘された。ナイアシンアミド、およびアスコルビン酸を毎食1グラムづつ開始。2か月後、彼はおとなしくなり、言葉は改善し、学校の報告でも改善が見られた。1972年6月1日、ピリドキシン250㎎を朝夕を追加。4月まで改善を続けた。1972年11月28日に母親から報告があった。彼は1972年6月8日から20日にかけて高熱を伴って黄疸が出現した。ビタミン療法は中止された。明らかに感染性肝炎の所見であったが、ビタミンB3を医師らが恐れたためであった。ビタミン療法を中止してからすぐに状態は悪化していった。発語も悪化した。1972年11月28日までの間に、進歩がみられず、母親はナイアシンアミドを再開したかった。1973年8月13日、まだ彼の言葉はわかりにくかったが、もう幻聴はなく、多動もなかった。しかしまだ調和がとれず苦しんでいた。治療効果判定はimporoved(0101)。過活動スコアは59から49(1971年10月22日から1974年1月13日にかけて。)

コメント:言葉の改善もナイアシンアミドが有効らしい。