ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・8歳男子・・文字が読めず、愛着が少ない?
ケース27
C.F.は1961年10月生まれで初診は1970年3月。両親とも初期の統合失調症であった。彼は生まれたときから変わっていた。しつけは通じず、大変感じやすくて傷つきやすかった。すべてのメンタルヘルスクリニックで読字障害と診断された。1969年の夏に母親はナイアシンアミドを一月ほど内服させた。改善がみられたが、中止すると元へ戻った。初診の3週間前から再びビタミンの内服を再開し、改善を始めていた。診察の時、大変自意識過剰で、読むときには字が裏返っていて、学んだことをすぐに忘れていた。彼は愛情深くなく、何かを抱きしめるようなことがなかった。私は毎食後1グラムへナイアシンアミドを増量し、アスコルビン酸1グラムを朝夕食後に開始した。1970年4月6日、彼は良くなっていた。文字は読みやすく、幻聴はなくなったが、学校へ行くのは嫌がった。1970年7月6日、第3学年を始めた。彼は好調だったが、他の子供との関係に多少の困難があった。ジョンホッファーは1973年7月10日に診察し、好調であることを確認した。彼は現在レジメン通りのビタミンを内服していないが、少しでも不調になったらビタミンを摂ることにしている。治療評価はmuch improved!
コメント:精神状態の評価方法が多彩。