ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・またまた夜尿の改善

 

ケース25

T.Fは1961年8月生まれで初診は1967年10月。ケース24B.F.の2歳年下の弟である。彼は小柄で過活動であったが正常であった。6歳の時から夜尿が始まった。両親が1グラムのナイアシンアミドを開始してから夜尿は改善した。1967年10月夜尿が再発して、全身倦怠感が続いていた。1967年11月13日ナイアシンアミド1グラム朝夕、アスコルビン酸1グラム朝夕へ増量。1968年1月11日、正常となった。そこでビタミンB3の代わりに偽薬へ変更してみた。その直前に彼の担当教師によって進級をアドバイスされたところであった。担当の教師は彼がナイアシンアミドの臨床試験に参加していることを知らなかった。偽薬を開始してから、彼は元のように不調となり、以前の学年へ戻された。夜尿もまた始まった。ナイアシンアミドが再開されたが、反応は緩やかだった。3月、4月は大変不調だった。私は彼のビタミンを毎食後へ増量した。1968年4月までに改善し、精神的にも落ち着き、食欲が出てきた。1968年8月5日目のぼやけがよくなり、夜尿は珍しくなった。そして学業成績が最高の年度となった。1970年6月1日、彼は正常であった。彼はナイアシンアミドを幸せの薬と呼んでいた。1970年12月23日、好調が継続してビタミン類を中止した。ジョンホッファーは1973年7月11日に診察した時、好調を維持していた。最終評価は1111。

コメント:夜尿にはナイアシンアミド!?なのですね。

成績を上げる目的でも、ナイアシンアミド?