ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・7歳女児。乳製品アレルギー
ケース78
M.A.S.は1965年3月生まれで初診は1972年6月。養子として受け入れられた時から、乳製品にアレルギーがあった。1年生までは順調に育ったが、1年生になると多動で学ぶことができなかった。牛乳で状態は悪化し、夜尿をおこした。文字は二重に見え、暗闇に動物が見え、怪物の悪夢を見た。人々が自分をからかっていると思い込んでいた。集中力と記憶力は乏しく、思考は途絶していた。ナイアシンアミド毎食1グラム、ピリドキシン250㎎朝夕を開始し、一月後には正常となった。治療を中止すると速やかに再発した。1973年7月19日、ジョン・ホッファーはmuch improved(0111)と判断した。時折、「眠りなさい、メリーアン」という幻聴を聞き、多少イライラしていた。行動スコアは84から39点へ(1972年6月22日から1973年7月19日にかけて)。
コメント:乳製品アレルギー。
「乳製品で不調となる」ことに気づく必要がある。日本人でも同様のケースがあるだろうか?