ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・8歳男児。不眠。ひどく不器用

 

ケース61

L.P.は1964年10月生まれで初診は1973年6月。7歳時より不眠で短時間しか眠れなかった。鎮静薬を使うと、日中ぼんやりしてしまった。彼は抑うつ的で、不器用なためスプーンや鉛筆をうまく持てなかった。初診時、やっと靴紐の結び方を知ったところだった。しかし、学校での様子は大変良かった。暗がりを恐れ、影の幻視があり、心ここにあらずだった。ナイアシンアミド毎食1グラム、ピリドキシン250㎎朝夕、そして食事療法を開始した。7月26日彼の調子は良かった。成績の悪い3年生から優秀な4年生になった。1973年7月5日、much improved、と評価された。1973年11月15日、ビタミンの錠剤をのむことに怒りだし、ビタミンで吐き気を催し、突然嘔吐した。それから、液体のナイアシンアミドへ切り替えられ、内服できるようになった。彼は良い状態を継続した。過活動スコアは79から37へ(1973年7月5日から1973年7月5日にかけて)。

 

コメント:7歳で不眠があることに驚いた。