ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・ナイアシンアミドで夜尿が改善

 

ケース24

B.F.は1959年7月生まれで初診は1967年10月。2歳以後いらいらがあり、泣き虫だった。3歳からおねしょがはじまった。6歳のときに、両親がナイアシンアミドを飲ませるようになり、夜尿は改善した。そのころ、読書力補強指導を受けた。何度かスピーチのクリニックへ受診した。私はナイアシンアミドを1グラム朝夕へ増量し、アスコルビン酸1グラム朝夕を追加した。1967年11月、膵炎および高熱を伴う流行性耳下腺炎に罹患した。この時期には症状が再燃し、学校でのグレードはおち、言葉はしどろもどろになった。そしてパニック発作が起きた。1968年2月11日、とても心配症でイライラして、泣き止むことができなくなり、ビタミン療法を再開した。このときはつづりと文字がおかしくなった。1968年3月29日、初めてつづりの教室でAをとった。1968年7月、学校の友達に対して被害妄想的であったが、学校では頑張っており成績は第4学年でトップだった。治療前は最下位だった。1969年2月、まだいらいらが時にあり、成績はおちたが、より友人が増えていた。1969年5月15日、私はリタリン10㎎を開始したが、効果がなかった。1970年3月2日、ニューレプチル5㎎を加えた。1970年12月23日、6学年だったが、成績の平均はhighBだった。1973年7月11日、ジョンホッファーは診察し、良い状態であることを確認した。私は彼にミルクアレルギーがあることを見つけ、乳製品をやめてもらった。治療判定は”改善”だった。

コメント:食品のアレルギーは疑わないと見つけにくい。

ホッファー先生も乳製品にアレルギーがあったらしい。

精神疾患の食事療法