ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・6歳女児。発達の遅れ。大量の砂糖で痙攣が続く。

 

ケース82

K.S.は1965年7月生まれで初診は1972年3月。27か月まで座る事ができなかった。話始めたものの、長い時間意味不明の言葉だった。小児科での検査を受けたが理由は不明だった。4歳でもトイレトレーニングが完了していなかった。1971年秋、遅れがあることを指摘され、母親は非難された。その一方、娘は継続的に悪化していった。一度大量の砂糖を食べたことがあり、何回かの痙攣発作をおこした。

初診時、文字はページの中で動き回り、ラインは交差して見えていた。被害妄想的で、子供たちが自分のことを笑っていると信じていた。何かうまくいかないことがあると、誰か自分以外のせいにした。私はナイアシンアミド毎食1グラム、ピリドキシン250㎎朝夕を開始してもらった。一月後、かなり改善があった。4日のうち3日は夜尿をしなかった。食欲は改善し、いらいらも減少した。教師は母親に「この3週間でその前の1年分より多くを学んだ」と伝えた。1973年7月24日、improved(0011)と評価された。彼女は嘔気のためわずか1日2グラムのナイアシンアミドしか内服できなかった。ナイアシンアミドが少ないと多動はひどくなった。文字はまだ横へ動き、集中や記憶に問題があった。そこでナイアシンアミドを補うために、イノシトールナイアシンを1日1グラムをスタートした。1974年1月12日、彼女は好調だったが、4日に一度夜尿があった。そこでイノシトールナイアシンは1日2グラムへ増やされた。過活動スコアは101から39、そして47(1972年3月2日から1972年4月10日から1973年7月24日にかけて)

コメント:ナイアシンアミドが十分内服できないと、多動が悪化すると記述されている。

砂糖で痙攣が引き起こされる人がいる!!