ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・7歳男児(幻視、文字が読めない、よく泣く)、父親の奮闘、自ら助くる者を助く
ケース51
B.I.は1964年7月生まれで初診は1971年10月。4回ほど大学病院へ入院した後であった。父親は被害妄想をもつ統合失調症患者であった。この病気がどのようなものか、どの精神科医にも伝えられなかったので、病気について独力で本を読んで学び始めた。私への紹介を依頼し、1969年末頃にオーソモレキュラー療法を開始した。1971年には短期入院し、電気けいれん療法を何度か受けた。この入院中に、主治医にビタミン療法を継続することについて了承を得た。その後、少しづつ改善し始め、息子がビタミン療法を始める頃には1年間ほど好調を維持していた。息子はブランケットの下に何かあるのが足で感じられるといった。文字が読めず、言葉が理解できず、目を閉じると子供、男、時にはクモが見えた。学校では理由なくよく泣いた。ナイアシンアミドを毎食1グラム内服しはじめてから1月で改善した。ジョンホッファーは1973年7月26日に診察し、正常であることを確認した。
コメント:天は自ら助くる者を助く!