ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・成績もすばらしく改善
ケース17
C.C.は1964年6月生まれで初診は1972年12月。16か月で歩きはじめ、3歳でしゃべり始めた。このころより少し過活動ぎみだった。はっきりと話すことができず、スピーチの治療を受けた。初診時、発語にまだ異常があり、読字はできなかった。文字はおかしく見えていた。
ナイアシンアミドを毎食1グラムづつ、アスコルビン酸1グラムを朝夕、ピリドキシン250㎎を1回開始してもらった。一月後、改善はみられたが、朝の不機嫌は続いていた。幻視は消失し、夜尿は減り、知的好奇心が増え、記憶力も改善した。3か月後も同じ状態であった。私はためしに母親にビタミン類をやめてみるように言った。ジョン・ホッファーは1973年8月、ビタミン中止後10日後に診察した。彼の調子は良かった。母親は息子がほぼ正常と感じていた。成績はとてもよくなった。過活動スコアは57から55(1972年12月9日から1973年7月10日にかけて)。
コメント:17例だが(50年ほど前の治療法です)、ひたすらナイアシンアミド、ビタミンC, ピリドキシンです。
日本人ならやはり鉄やタンパク質のケアも必要な気がします。