ー治療としてのビタミンパラダイムー 前山美香さんFBより

昨年 10月のFBより・・・・ご自身のご経験も書いておられます。

 

No.4.

『ビタミンB3のポジティブとネガティブの副作用』
ー治療としてのビタミンパラダイムー

エイブラム・ホッファー博士の論文の続きを紹介いたします。
今回も、ホッファー博士の著書より一部、治療のエピソードを抜粋しました。
ホッファー先生の著書を読むほどに、その素晴らしさは多岐に渡り、勇気と励ましをいただいております。また、藤川徳美先生にも同様にいただいております。感謝申し上げます。

私は子供の頃から糖質三昧で育ち、20代からは減量三昧、40歳から始めた菜食10年で体を壊し、糖質制限を始め2年目、メガビタミンは8か月目です。メガビタミン始めて改善が断然、速くなりました。
50過ぎておりますが、人生で一番、体調とメンタルの状態が良いです
こんなに速く回復するなど想像できませんでした。

藤川理論・メガビタミン主義を実践している方以外にも、精神薬を摂られている方、病で悩んでいる方の多くに分子整合栄養療法で改善できる可能性があることが一人でも多くの方に伝わりますよう願います。

藤川徳美先生のFB記事をまとめたブログです。
https://ameblo.jp/kotetsutokumi/
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精神医学の57年ー分子整合医学のもたらす希望ー
エイブラム・ホッファー/著  大沢 博/訳

第1部 一章 精神医学序論より。

2005年8月、私は二人の患者さんを診察しましたが、彼らの診断は、双極性障害から統合失調症、分裂情動性障害、境界性人格障害(BPD)へと次第に変わっていました。

どちらのケースも、実にさまざまな薬に対して、どんな反応も示しませんでした。

BPDという診断は担当した医師たちに、なぜ薬が失敗したかを理解させます。

彼らは間違った治療を行っているなど想像もしなかったのです。

患者さんのひとりは発病から12年が過ぎ、19回入院し、自治体の病院と薬の予算のための100万ドルの予算のうち、3分の1近くを費やしました。
(ちなみに100万ドルを円換算100円で計算すると、100,000,000円、1億円です。)

彼女は私に会う1年前に全部の薬を止めて、激しい禁断症状の恐ろしい時間を経たのちに安定しましたが、依然として偏執症と幻覚がありました。

ビタミン・プログラムを始めて3か月後、彼女は快方に向かっており、夫とともに、考え推理する力が新たに回復し、再びほとんど正常に戻ったことにたいへん満足していました。

彼女の幻覚は遠のき、強度も頻度も低下していきました。
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ー治療としてのビタミンパラダイムー N0.4

私達の近代的なパラダイムは、ブルース・エイムズ、エルソン・シュワブ、シルバーの報告書によって大きな前進をもたらしました。

Pauling(ライナス・ポーリング)の影響力のある報告が後続し、なぜ非常に多くの患者が大量の投与を必要とするのかという解説を提供してくれました。

ビタミンは補酵素に変換され、主酵素と結合し、重要である代謝機能を担います。

主酵素と補酵素が結合する能力に欠陥がある場合、補酵素の量を増加すること、すなわち、ビタミンの量を増加させることによって欠陥を克服し、反応を正常に向かわせるのです。

既に知られている約50の遺伝病において、その約10%にビタミンの代謝が関わっているという発見をしました。

それは、最初の予防としてのビタミン・パラダイムに対するもう一つの打撃と、現代のパラダイムに対する強力なサポートになりました。

治療としてのビタミン・パラダイムの基本的な概念は、少量もしくは大量の最適用量を用いる治療であり、古典的な欠乏性疾患以外の病気においても非常に有効なのです。

現代パラダイムの最適な用量の範囲は、治療にあたる疾患によって異なりますが、多くの場合、個体の反応によって決定しなければなりません。

例えば、コレステロールを低下させる用量の範囲を、1日当たり3回に分けて1〜9グラムに決定するということです。

統合失調症を治療するための一般的な投与量は、概ねは同量となりますが、少数の患者においてはそれ以上を必要とします。

ナイアシンの場合、最適な用量は、吐き気を催さない用量によって決定します。

適量は、催嘔気(吐き気を催さない)以下の用量であり、吐き気を引き起こすことを目安として決定することができます。

ビタミンCの場合、経口での摂取においては、その用量は数グラムから100グラムの範囲です。

癌の場合、私の患者は毎日12〜40グラムを摂ります。

高用量の維持においては、静脈内投与がもっとも優れている方法でしょう。

ビタミンCの最適な経口用量の目安は、下剤効果のレベルで決定します。

摂取量が緩い便(下痢)を引き起こす場合は、摂取量をそのレベル以下に減らす必要があります。

すべての病気において、治療に於ける用量範囲は必要です。

これは、一般的なビタミンの投与量の範囲よりも、はるかに高いでしょう。

ビタミンで殺されることはないので毒性はありませんが、投与量が多いと副作用が起こりやすくなります。
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No.1~No.3です。
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