ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・家族そろって栄養療法
ケース20
Ro.D.は1959年12月生まれで初診は1969年3月。Ri.D.(ケース19)の兄弟。母親は私の患者で統合失調症から回復していた。娘には幻視があるとのことだった。Ro.D.は悪夢について話し、部屋の中の動物の幻視について話した。一匹のサルがしっぽでぶら下がって上から彼女のことを見ていて、彼女の名が呼ばれるのが聞こえた。一度は何かに噛まれたと感じたことがあった。算数が苦手で、集中することができなかった。みじめで抑うつ的になっていた。受診前から母親は彼女にビタミンを与え、ビタミンの数週間の内服により幻視は消失していた。ナイアシンアミド毎食後500㎎、アスコルビン酸毎食後500㎎を継続してもらった。尿中にクリプトピロールが検出された。1969年12月までに彼女は改善した。1970年9月12日、ビタミンを中止して偽薬へ変更した。2-3週間してから彼女は頭痛、不眠、幻視を訴え始めた。ナイアシンアミドを再開すると改善した。1972年3月までビタミン療法を継続した。1973年8月4日ジョンホッファーは診察し、正常と判断した。彼女は以前の自分の症状を覚えていた。1973年12月26日彼女は好調で、尿中のクリプトピロールは検出されなかった。過活動スコアは87から31へ(1969年3月から1973年7月にかけて)。臨床評価はwell
コメント:子供を診察することが少ないので、子供の幻視については経験がない。