変形性膝関節症治療中、急激な右ひざの痛みと腫脹
上記より引用
単発性関節炎+発熱は細菌性関節炎が否定できるまで帰すな!
今思えば、細菌性関節炎は帰してはいけないと、言葉としてわかっていただけで、本当の怖さをしらなかった、ということであろう。「穿刺液が肉眼的に膿みたいでもないし、穿刺液のグラム染色で細菌が見えないのだから、まあ大丈夫だろう」という安易な結論を出したのである。
細菌性関節炎だけは、もし1-2日遅れると関節自体の機能的な予後や、この症例のように生命の予後まで取り返しのつかないことになる可能性が高いのである。
恐ろしい。この場合の抗生剤投与の閾値は低い方が無難。