嘔吐がなく増悪傾向のない正中部の腹痛は重篤なことが少ない

原田拓先生のパール

以下引用

正中部の痛みに波がある腹痛で、腹膜刺激兆候や増悪傾向や嘔吐がなく、鎮痛も成功しているならば、経験上、重篤な疾患の頻度は少ない

 

近年の大規模研究において、急性腹痛の約3割は診断がつかない急性の非特異的腹痛であることが示されています。