ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・6歳女児。
ケース69
N.R.は1965年10月生まれで初診は1972年1月。母親は妊娠中に風疹に罹患した。N.R.は左耳が聞えず、どの方向から声をかけられたかわからなかった。頻繁に腹痛、頭痛があり、夜間不眠だった。少し多動で、頻繁にかんしゃくをおこし、しつけに反応しなかった。ナイアシンアミド2グラムを毎食後に内服開始。3か月後、吐き気のために中止した。両親は彼女になんの変化も認めなかった。1973年7月30日、much improvedと判断された。ときおり彼女は動物の幻視と幻聴があった。過活動スコアは57から35へ(1972年1月31日から1973年7月30日にかけて)。
コメント:3か月しかビタミン療法ができていない。両親の評価と医療機関の評価が少し違うようである。