ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・10歳女児。幻視、早口、いらいら。
ケース66
L.R.は1959年3月生まれで初診は1970年1月。彼女は夜中に時折、顔、銃、ナイフの幻視を見た。目をつぶると消えた。これらが本物でないことに気づいていたが、それでも怖かった。とても神経質で、しばしば早口すぎて、大変いらいらすることがあった。ナイアシンアミド毎食1グラムを開始。1971年8月、改善を認めたがまだ多動だった。1972年1月、1か月ほどナイアシンアミドを中止し、症状が再燃した。ナイアシンアミドの再開とピリドキシン250㎎をアドバイスされた。1973年8月14日、ジョン・ホッファーはwell(1111)と判断した。6か月ほど何も内服していなかった。
コメント:ナイアシンとピリドキシンのみの治療。
日本人とは、ベースの栄養状態が異なる可能性があると思う。