ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・10歳男児。悪夢、幻視、被害妄想、勉強ができない。
ケース65
C.R.は1960年生まれで初診は1971年1月。母親はメガビタミン療法で統合失調症から回復して3年半がたっていた。息子の学校での進歩の遅さを心配していた。恐ろしい夢をよくみて、眠ると消える怪物の顔を見ると言っていた。文字はページの中で動き回り、かすんでいた。後ろに足音が聞こえ、自分の手足は小さく見えた。被害妄想的で、誰も彼のことを好きでなく、子供たちは仲間になって彼に対抗していると思っていた。集中するのは困難だった。ナイアシンアミド毎食1グラムを開始した。1971年8月までに改善し、1972年8月までビタミン療法を継続した。ジョン・ホッファーは1973年6月に診察し、ビタミンをとっていれば調子が良いことを見出した。HODスコアは知覚異常の部分が少し高かったが、正常であった。
コメント:ナイアシンアミドのみで良くなっているようである。