閉経後の女性の骨密度に及ぼすビタミンD3とビタミンK2の影響

2018年4月17日閉経後の女性の骨密度に及ぼすビタミンD3とビタミンK2の影響

糖尿なのに脂質(あぶら)が主因!  日本脂質栄養学会 編より

以下引用
 閉経後女性を対象としてビタミンD3とビタミンK2を2年間投与すると骨密度が上昇することが明らかにされました。 ビタミンK2の方が効果は高かったのですが、両者の効果は相加的です。興味深いのはカルシウムの補給によって、むしろ骨密度が低下したことです。日本人のカルシウム摂取量は半世紀前に比べて1.5倍に増えていますので、カルシウム不足による骨密度の低下ではありません。宇宙飛行士が無重力状態でながくいると骨密度が下がりますので、筋肉を収縮させて骨に”たわみ”の力を加えることが、骨密度を上げる基本だと考えます。

 それ以以外に、ビタミンD3とビタミンK2の補給が必要な生活環境になってきました。根本的には、ビタミンK2の作用を阻害している食品や薬(上述)の摂取を減らすこと、ビタミンD3の作用を抑えている機構を明らかにすることが必要です。美容や皮膚がんを恐れて角に日射を避けていることの弊害もでているかもしれません。

コメント:ビタミンK2の投与量は1日45mgで、通常の保険処方量と同じ。(メナテトレノン)
ビタミンD3 0.75μg /日・・・ わずか1日300IU なので、少なすぎるのではないか。

患者数nがもっと、欲しいですね。