膵臓疾患
糖質の過剰摂取は膵臓と消化管に大きな負担となる。
ORTHOMOLECULAR MEDICINE FOR EVERYONEより
糖尿病はsugar metabolic syndromの主たる症状のひとつである。 少なすぎる繊維と過剰な精製糖質、特に砂糖を原因とする世界的疾病である。2つの理由で精製糖質は膵臓にダメージを与える。あまりに短時間にあまりに大量の精製糖質が体内にはいってくること。膵臓は大量の血中のブドウ糖に対応せねばならない。そして同様に消化管は大きなストレスを受ける。
今日、北米では年間125ポンドもの砂糖を摂取している。精製糖質の過剰摂取は肥満をもたらし、引き続いて耐糖能障害をひきおこす。肥満者は耐糖能が低下するのである。多くの成人が2型糖尿病(成人発症糖尿病)と診断される。彼らにインスリンは必要でない。なぜなら多くの場合、減量により改善するからである。肥満の人々はむしろ、相対的低血糖症あるいは相対的高インスリン血症とよぶべきである。ベストな治療法は砂糖とジャンクフードを摂らないことである。
肥満は医学的に望ましくない状態で、様々な病態に関連する。脂肪の重さが負担になるだけでない。私(エイブラム・ホッファー)は肥満患者で身体および精神的問題のある患者を多く診てきた。オーソモレキュラープラグラムと十分な運動により、体重が十分に減少する前から体調が改善し始める。
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