胆石症について

ORTHOMOLECULAR MEDCINE FOR EVERONEより

胆のうの主な疾病は、胆石症である。石の主成分はコレステロールであり、英国では平均的な胆石は約60%、米国では約74%、スウェーデンでは約88%のコレステロールを含む。カルシウム化合物の比率は低い。胆石の形成は、過飽和脂肪酸の合成から始まり、コレステロール結晶の沈着と発育がそれに続く。胆石症はすべての西欧諸国で多く、第二次世界大戦後大流行している。

胆石症は数百年前には稀な疾病であった。貧しく若い人々が胆石症にかかるようになった。発展途上国はこのような状況にない。1923年から1955年までのガーナでの4395名の剖検報告では、1例も報告されていない。これらの国で胆のう疾患が存在する頃には、豊かで肥満者の多い、西洋風の食事をとっている地域ではより多く発症するはずである。世界中の人々が砂糖と加工食品を負荷した食事を摂ったなら、胆のう疾患の有病率は増加するであろう。例として、カナディアンエスキモーはめったに胆石症にならなかった。しかし今日では他のすべての疾患の手術よりも、胆のう結石症の手術が多い。胆のう結石の形成はいくつかの理由でおこる。まず、胆汁分泌の低下であるー精製炭水化物は動物の胆汁酸塩の合成を減らす。第2に、コレステロール合成の増加である。

胆石症がSugar metabolic syndromの症状であり、ジャンクフードを避けることで予防できることは明らかである。1度胆石が形成されると、手術でとりのぞくか、そのコレステロールを溶解させなければならない。よい食品ーすべての精製炭水化物を避け、繊維質豊富な食品ーのみを摂ることで、再発を減らすことができる。