膀胱炎の耐性菌

ドクターサロン 2025年7月号より (慢性膀胱炎 清田浩先生)

・最近増えているのはESBL(器質特異性拡張型βラクタマーゼ)という酵素を産生する最近が増えてきています。特に慢性で増えてきているのですが、大腸菌ですとESBLを産生するものが3割弱、どんどん増えています。あとESBLを産生する最近では肺炎桿菌も増えています。

・ESBL産生菌の7割はキノロン耐性です。ESBL産生菌に有効なのがクラブラン酸/アモキシシリンと、ホスホマイシンですね。それからファロペネムという薬があって、カルバペネムと似ているのですが、似て非なる者です。

・薬剤感受試験を。

・閉経前はキノロンを選択することが多く、閉経後はESBL産生菌はじめとしてキノロン耐性もはいってきますので、むしろセフェムをファーストラインに使う。