妊娠中のビタミン D 摂取量とお子さんの 3 歳におけるアレルギー疾患との関係
小武家先生のFBより
【ビタミン】妊娠中のビタミンD摂取
生まれてくるこどもさんへの影響あり!
栄養は生まれる前から始まるんですね。
ポイント
富山大学学術研究部医学系 小児科学講座の清水宗之(現・新潟県厚生農業協同組合連合会糸魚川総合病院小児科 医長)らのグループは、「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」に参加する 73,209 組の母児を対象として、妊娠中のビタミン D 摂取量とお子さんの 3 歳におけるアレルギー疾患との関係について調査しました。摂取量に応じて 5 グループに分類して解析した結果、妊娠中のビタミン D 摂取量が少ないグループと比較して、摂取量が多くなるほどお子さんの 3 歳時点のアレルギー性鼻炎の頻度が低かったことがわかりました。また花粉症では摂取量が最も少ないグループと比較して、2~4 番目に摂取量が多いグループでリスクが低下していることが明らかになりました。