11月12日越智小枝先生講演・・・日本人の98%がビタミンD不足

慈恵医大の越智先生のご講演でした。今年の4月に5000人以上の日本人(東京人)のデータをご報告されました。

医学部教授がされた大人数データの発表で、ヤフーニュースなどでも報告され、大変な影響力がありました。

98%の日本人が「ビタミンD不足」に該当 国内初の基準値を公表、植物由来のビタミンDはほぼ検出されず – 伊藤内科医院 (itonaika.in)

広島人のビタミンDレベル – 伊藤内科医院 (itonaika.in)

メモ

①人間の起源は、ザンビアと言われている。

②1-3世紀のローマ 子供の7.5%がくる病だったといわれている。

③産業革命でくる病が増加した。(日光の減少など)したがって、くる病はイギリス病ともいわれた。

当時のヨーロッパの子供の10-50%がくる病と言われている。

④19世紀に入り、たらの肝油でくる病を改善できることが見出された。その後、牛乳にビタミンDが添加されるようになった。

⑤1930年頃までのヨーロッパでは、日焼けがステータスだった。ところが1970年代にはいり、日光で皮膚がんが増えると報告されると、一転して紫外線が悪者になった。

⑥ビタミンD欠乏が引き起こすこと・・・筋肉が硬くなる。感染に弱くなる。免疫の暴走。動脈硬化。うつ病。不妊。

⑦人間は長距離走れるよう、身体を冷やす方向に進化している。?・・・1キロメートルなら人間はチーターより速い。10キロメートルなら馬よりも速い。