亜鉛について・・・エイブラム・ホッファー書籍より

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ホッファー博士は、亜鉛についても重視されていたようです。嗅覚、味覚障害、前立腺肥大の原因のひとつが亜鉛欠乏であり、高齢者の多くは亜鉛欠乏である。

記憶の中枢である海馬に亜鉛が多く含まれていることは有名。

難聴にも亜鉛が関与しているという説がある。 亜鉛と高齢者の難聴

若年者でも、亜鉛欠乏は少なくないと思う。爪の白斑・・・亜鉛欠乏症のサイン

若者(小学生・中学生・高校生)の爪を診る習慣があれば、爪の白斑が珍しいものではないことに気づくだろう。

 

亜鉛欠乏は、一般に認められている以上に多く存在している。亜鉛は土が水で洗われると分離されてしまうし、穀物が精白されるときには除かれてしまう。亜鉛の最も防府な摂取源はカキであるが、ふつうは主食ではない。分裂病には亜鉛をピリドキシンと一緒に用いるのを慣例にしている。嗅覚あるいは味覚に異常がある高齢の患者には、比較的多量に使う。亜鉛欠乏は正常な味覚を奪ってしまうので、食べ物が味気なくなるか苦くなり、味覚が悪くなる。これは声明の脅威となるかもしれない。というのは、食べ物への欲を前部失えば、飢える恐れがあるからである。私は多くの高齢者が亜鉛欠乏になっていると確信している。前立腺肥大症になっている人にも亜鉛を使う。多くの場合、これば肥大のプロセスを抑える。

(中略)

私は1日あたり25mgから100mgの間を使っている。

 

血清亜鉛と銅の比率について

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