宗教は信じることから始まり,科学は疑うことから始まる

夏井睦先生のブログより引用

  • 【ベジタリアンに起こった悲しすぎる出来事】
    私からすると,ベジタリアン(ヴィーガン)は,「たちの悪い宗教に捕まって信者になり高額なお布施で苦しんでいる」のと同じです。冷静になって考えればその教えがおかしいことに気が付きそうなものですが,「疑ったら負け」という心理が働くのか,あるいは「恋の盲目」状態なのか,教えを全面的に信じ込んで依存し,それ以外の考え方をシャットダウンするようです。
    とりあえず,植物と動物の蛋白質のアミノ酸組成も調べようともしないのは単なるアホですな。
  • これまで何度か書きましたが,「宗教は信じることから始まり,科学は疑うことから始まる」のです。ニュートンの万有引力を疑うことから相対性理論が生まれたように,科学は常に定説の否定から新たな地平を切り開いてきました。それが科学の進歩です。逆に,宗教は教祖の言葉や聖典の言葉は絶対否定しないし,疑おうともしません。それらを疑ったら宗教そのものが成立しなくなるからです。疑ったら負け,疑われたら負けです。教えへの絶対服従こそが宗教を成立させます。