エリック・ホッファー自伝より
有意義な人生とは?
以下引用
職人が自分の技術を披露し、その技術を老若男女問わず興味のある者に教えられるような中央広場か通りを、すべての都市に設けるべきだ、とホッファーは提案する。
有意義な人生とは学習する人生のことです。人間は、自分が誇りに思えるような技術の習得に身を捧げるべきです。技能療法の方が宗教的な癒しや精神医学よりも大事だと思います。技術を習得すれば、たとえその技術が役にたたないものでも、誇りに思えるものです。5歳の子どもを間近にみたことがある人なら誰でも、その技術習得欲を印象づけられたはずです。私は、かつて、成熟するとは、5歳の子どもの真剣な遊び心を取り戻すことだといいました。当時は独創的な考えだと思っていましたが、後に、ボードレールが、天才を子どものような探究心を持つ人と定義しているのを知りました。