電子カルテの費用

広島県医師会速報 2024年1月号 「世界に誇れる医療制度維持のために望むこと」JA広島総合病院 病院長 石田和史先生

以下引用

医療費は非課税なのに、医療機器・材料・薬品になぜ消費税を取るのか?この事実を多くの国民は知りません。現代医療に不可欠な多くの医療機器は高価で保障年数も短く、元をとるのは大変です。また、大規模医療施設では欠くことのできない電子カルテも費用がべらぼうに高い。ベンダーから7-8年ごとの更新を提案されますが、年で割ると毎年1億円以上の費用がかかっており、いっぱい汗を流して得たわずかな利益をベンダーに持っていかれる勘定になります。費用の内訳に疎い医療人にとって請求されるまま支払う現状は苦々しく、某有名病院のように病院自体で有能なシステムエンジニアを抱えて自分たちの思い通りのシステムを構築するほうが、人件費を勘案しても経済的ではないでしょうか。

コメント:「医療にコンピューターを導入すると、効率があがる」というのはウソだと思う。

単に業界が儲けるための宣伝でしかない。