パワハラ・セクハラ勉強会
医師会主催の勉強会へ参加しました。
弁護士の先生の講演で、様々なケースの紹介がありました。
大変勉強になる会でしたが、参加者は開業医ばかり。
開業医が患者やスタッフにパワハラをすることは、少ないと思います。すぐに評判が悪くなるか、クリニックが崩壊の危機をむかえるので。
(個人のクリニックは嫌ならすぐやめてしまう。)
よくあるのは、大病院のえらい先生でしょう。そういう先生はけしてこのような勉強会にこないのです。
勤務医から開業医になったとたん「人当たりが良くなった」、「あるいは自分の診療する上での気持ちが変わった」、というのはよく聞く話です。
医師会は開業医が主体となって運営されています。(勤務医も会員ではありますが)
若い勤務医は、リアルに年間2000時間残業して働いています。 過労死もけして珍しくありません。私も、医師会は会費を取るだけで何の役にもたたないと思っていました。現在の勤務医も同じように思っているでしょう。医師会は開業医の利益を守ることしか考えていないと。
(開業医には経営者としての大きな負担がありますが)
医師会は、若い医者の人権のために働かないと、入会者は減少し、衰退せざるをえないと思います。