気管支拡張症の病因

日本臨床内科学会雑誌 2025年6月号より

さらに近年の研究では、気管支拡張症の原因として、「好中球の再プログラム化」と呼ばれる、好中球の異常な活性化が注目されている。そして、この「好中球の再プログラム化」を抑えることによって気管支拡張症の増悪を抑制しようとする治療戦略が考え出された。そこで取り挙げられたのは、骨髄における好中球の成熟過程に関わるDPP-1(カテプシンC)である。DPPー1阻害薬は気管支拡張症患者の初回増悪までの期間を有意に延長することが示された。すでに第3相試験を終了しているDPP-1阻害薬もあり、近い将来の臨床現場への導入が本邦でも予想されている。

やはり自己免疫が(も)関与しているのですね。