糖質を控えて、血糖の変動を少なくせよ

上記より引用。

 最近では、私は内科の医師に、何度も要請を繰り返していることがあります。それは「血糖の上下変動をできるだけ少なくしてほしい。血糖は少々高くても良いので、低血糖は起こさせないようにしてほしい」ということです。
しかし、いくら血糖の変動を大きくしないでくれと申しても、従来の糖尿病の治療では血糖変動は大きくなるのです。コメなど糖質の塊を多く食べさせて血糖を上げておいて、それをインシュリンで無理やりさげるのでは、血糖の変動が少なくなるわけがないのです。
このために、私が注目したのは「糖質制限食」でした。幸いにも、この分野の先達である京都高雄病院の江部康二先生や、千葉の産婦人科の宗田哲男先生と知己を得て、糖質制限食を患者に導入しました。

この効果は劇的でした。いくら硝子体手術で網膜症を救っても、大量の糖質とインシュリンの治療では、早晩、血管が破けるのです。しかし、糖質制限で血糖変動を少なくして、我々が開発した近代的な小切開硝子体手術を施行することによって、増殖性糖尿病性網膜症や糖尿病性網膜症による重症の網膜剥離も完全に治せるようになりました。

なぜ内科ではそうした治療が広まらないのでしょう。糖尿病の治療では、眼科治療と同様に、色々な場面で、製薬会社の思惑に合わせて、製薬会社が薬を売るのに都合の良いように、学会が病気や治療の基準を変えてしまいます。
糖尿病学会のボス医師である某教授が、お米団体から寄付金を数千万円ももらい、「糖尿病の人はコメを食べるべき」だと言ったり、砂糖業界からもお金をもらって「砂糖は糖尿病を悪化などさせない」などの意見を出していたようです。もちろん、コメも砂糖も糖質ばかりですから、食べれば極端に血糖が上がります。そして血糖を下げる薬を使い、インシュリンを出させるのです。