日本内科学会雑誌 COVID-19パンデミックー2年を振り返るー

2021年 11月号より 3年前にワクチンについてどのように記述されていたか。ワクチンに懐疑的な記事は皆無だった。

最近の某感染症内科教授の記事では、ワクチン(およびコロナの弱毒化?)で重症者が減少した、と記述されていた。そういう歴史にしたいのだろう。

COVID-19対策におけるこれまでに得られた最大の成果(長崎大の教授 ファイザーから寄付金あり)
多くの医療者の皆さんは、mRNAワクチンの登場を上げられると思う。驚異的なスピードで作成され、きわめて高い有効率を示しており、デルタ株においても、有効率は若干低下するものの依然として高い効果が認められている。
第5波の最中に臨床現場で入院してくる患者さんを看ていると、このワクチンの登場が数か月遅れていたら、と想像するだけで恐ろしい気持ちになる。一方で、もう少し、早く接種が進んでいれば、オリンピックも無観客ではなく開催できたのではないか、という気持ちになってしまう。

コメント:私は、当時よりワクチンには何のメリットもなかったと思っていた。上記の真逆の感想をもっている。

大東文化大学の教授

予想をはるかに超える優れたワクチンが、期待した以上のスピードで市場に導入された。ワクチンが個人のみならず公衆衛生的にも死者・重症者を抑制していることに疑いはないが、一方で、ワクチンのみで感染をコントロールすることも難しいことが明らかになり、3回目の追加接種を導入する国も現れた。

コメント:なぜそう思えるのかわからない。現在、海外ではこのワクチンはほとんど使用されていない。

国立感染研の教授

ブレイクスルー感染について

ブレイクスルー感染とは、ワクチン2回接種後14日以上経過してから感染した場合をいう。ワクチン接種率が高くなるにしたがい、感染者だけをみてしまうと、ワクチン既接種者が多くみえてしまうことには注意が必要である。ブレイクスルー感染はあり得る。しかし、ウイルスを排出する期間が短くなり、未接種者に比べて感染するリスク、感染し発症するリスクは低下している。感染者数が多い状況では、ワクチン既接種者も場面に応じた基本的な感染防止対策の継続が必要であり、二次感染を引き起こしうることには注意が必要である。

コメント:ブレイクスルー感染はある・・・そもそも感染予防効果が全くなかった。95%感染を抑制するんじゃなかったんかいね。途中から「重症化を予防する」に切り替わった。ばかばかしいことこの上ない。