遊びに「没頭」しろ

現代は、子どもの頃でさえ、好きなことに没頭する時間がなかなかとらせてもらえない。

 

 

10年後の仕事図鑑より引用

彼らのような「新しい仕事」で成功している人達には、共通点がある。

一つ目は、まず「作業にはまっていること」だ。

ここでいう「ハマル」とは、何かに没頭するということだ。ここに、好きではないものを歯を食いしばって「頑張る」という意味はない。「努力しよう。頑張ろう」と思って歯を食いしばってやったところで、平凡な結果しかえられない。

そのために必要なのは、自分の感覚を信じて、自分で方法を考えることである。自分で作ったルール、自分で立てたプランだったら、納得感をもって取り組むことができるし、やらざるを得ない。つまり、自分でルールを作ることで、ものごとに没頭でき、好きになることができる。

多くの人は、好きになってから没頭するものだと思いがちだが、現実は違う。他のことを何もかも忘れて、「没頭する」。この境地を経てはじめて、「好き」の感情が芽生えてくるのだ。たとえば、「最初から好きだから会計の仕事に没頭する」のではない。「会計の仕事に没頭したから、その仕事が好きになる」のだ。「没頭」さえしてしまえば、あとは知らぬ間に好きになっていく。