2013年11月1日
当院でもインフルエンザの予防接種が始まっています。
この注射については以前より賛否両論あります。 もちろん個々の医師の印象で決めることではありませんが、専門家の意見もひとつではありません(米国とヨーロッパでも違うようです)。
一方、著名な米国人医師ローレンス・ティアニーはベストパールの中で次のように言っています。
「毎年ワクチンを受けるように患者に強く勧めなさい。その年の型が1918年のような型かどうか予想する方法はない」
(1918年の世界規模のインフルエンザの流行は2年にわたり、5000万もの人々を死亡させました。ある年は重篤なものではないかもしれませんが、そうでない年もあります。とりわけ、50歳以上の患者、慢性の呼吸器疾患を有する患者、妊娠女性、医療従事者、心疾患患者では、安全なこのワクチン接種をうけるべきです。)
1918年のインフルエンザは鳥インフルエンザだったのでしょうか?いずれにしろ約100年前の話ですが・・・・。その日が本当にくるのでしょうか?