ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・中学生女子 赤身肉が良くない

 

ケース22

M.F.は1959年3月生まれで初診は1973年4月。母親は慢性統合失調症を、メガビタミン療法、電気けいれん療法、赤身肉を食べないダイエットで回復させていた。彼女は受診前3か月ほど、学校のことや他のことで大変神経質になっていた。神経質になる明らかな理由はなかった。心配になるときには、過剰な発汗を伴った。生理前には悪化した。社会的に不活発になりいつも抑うつ的であった。主たる訴えは非現実感であった。私は毎食後1グラムのナイアシンアミド、ピリドキシン250㎎を朝夕、そして食事の改善を勧めた。1973年7月16日、ジョンホッファーは彼女が良好な状態にあることを確認した。まだ少し非現実感があったが、そのほかの問題はなかった。学校ではすばらしくうまくやれていた。両親はこのすばらしい変化が治療プラグラムを開始したあとにおこったと認識していた。9月には2度ほど不調の週があった。赤身ニックを食べるのをやめて数日して彼女はかいぜんした。11月にはアスコルビン酸1グラム朝夕後を追加した。彼女は好調を維持した。

コメント:赤身肉が良くない人がいるのですね。母親の治療経験があったからこそできたのでしょう。

個別性があることを念頭に。