中村哲先生について
中国新聞によると、論語を読んで育ったそうです。
最も好きな言葉は、
「以一言 生涯守るべきことありや それ恕ならんか」
(一生実行に値する一言は何か、という問いに師が「恕(思いやり)だろうね。」と答える論語の一説を挙げられました。
アフガニスタン人のために働かれたのですが、まわりまわって日本人のために働かれたことになっていると思います。
自分の死んだあとまで考えて、土木の学校を作られました。
ここに至るまで、たくさんの悲劇をその目で見られたに違いありません。
仕事は多くの時間がかかり、途中で死んで完成しなくてもよいのだと思いました。