食事の前に周主席へ感謝

 

[amazonjs asin=”B07BHFXLV8″ locale=”JP” title=”週刊ニューズウィーク日本版 「特集:日本人がまだ知らないウイグル弾圧」〈2018年10月23日号〉 雑誌”]

 

日本ではまともな報道がないが、ナチスのユダヤ人強制収容所以上の規模で無実のウイグル人が拘束されている。

臓器移植のドナーにもされているらしい。

日本人の価値感では想像すら難しいが、まさに現在、中国共産党によりウイグル人の洗脳教育が行われている。

 中国共産党は少数民族ウイグル人を世界史上まれに見る規模で強制収容所に閉じ込め共同体ごと洗脳しようとしている
ライアン・サム(米ロヨラ大学歴史学准教授)

以下引用
「指導員」と看守は収容者に、党のスローガンの復唱の復唱やイスラム過激派に関する動画の視聴、儒教の学習、食前の祈りに代えて周主席へ感謝をささげること、自己批判をすることなどを強要している。ちなみに自己批判は、昔から中国共産党の得意とする洗脳の手法だ。現代心理学の手法も取り入れているようで、心理学者の求人広告を出した収容所もある。

(中略)

子供達に「神を信じない」との誓約書に署名させ、一方で中国共産党への忠誠を誓わせる公的な儀式を行う所もあった。

(中略)

ひとたび親から引き離してしまえば、子どもを漢民族の文化に同化させる教育も容易になる。カシュガル周辺だけでも、親を連衡された子どものための用語施設がこの1年で18箇所ほど建設された

国外在住者の活動も追跡

亡命ウイグル人の気も晴れない。昨年中国に帰ったウイグル人は、知られている限り全員が失踪している。パスポートやビザが期限切れになった国外在住のウイグル人は今、亡命申請をして2度と家族と会わないか、新彊に帰ってほぼ確実な収容所送りを覚悟するか、選択を迫られている。

(中略)

地元当局者の口からは、再教育施設の役割は「腫瘍の除去」であり、「雑草を根絶やしにするために作物をに農薬をまくこと」だと、およそ人間性を無視した言葉が飛び出す。