とびひの病因及び原因菌
日本内科学会誌 2023年11月号より引用
原因菌が外来性に直接皮膚表層に感染し、皮膚府像危機に無関係に表皮角層から有棘層上層にかけて水疱・膿胞が生じる。皮疹は接触により容易に感染し、同一個体の中で各部位に伝播するため、とびひとよばれる。S.aureusによる水疱性膿痂疹と連鎖球菌による痂疲性膿痂疹に分類される。水疱性膿痂疹は虫刺されやあせもなどを掻破して感染を発症することが多い。夏季に乳幼児に多く、S.aureusが産生する表皮剝奪酵素により大きな水疱が生じ、破綻することでびらんが拡大する。水疱性膿痂疹から検出されるS.aureusのうち20-30%が市中型MRSAである。痂疲性膿痂疹は目立った季節性はなく、アトピー性皮膚炎に合併することが多い。A型連鎖球菌が分離されるが、S.aureusとの混合感染も多い。
コメント:記事には治りにくい場合は抗生物質の内服とあった。私は菅田先生に教えてもらったとおり、常に内服抗生剤を用いることにしている。外から伝わって広がっていく、とは思えないので。