慢性腎臓病について・・・騙された
ドクターサロン 2026年7月号より
・eGFRのグラフを作成して、この傾きによりいつ透析になるか、あるいは寿命が来るか想定ができる。
・尿蛋白±以上であれば、尿中のタンパク質とクレアチニンを測定して、その比が0.15g以上であれば、タンパク尿があると判断していい。
・肥満の是正
・禁煙をする。
・血圧を下げる
・腎臓病の薬について 2001年当時は、レニンーアンギオテンシン系阻害薬、ACE阻害薬やARBと考えていました。ところが、こういった薬が本当の腎保護効果を発揮できるのは、実は2型糖尿病でタンパク尿が結構でているような患者さんだけということもその後わかってきました。以来、約20年間薬を求めて来たわけですが、2019年、2020年ぐらいに新しい糖尿病の薬SGLT2阻害薬が腎臓にも有効だとわかったことが非常に大きな出来事でした。
・糖尿病が合併した場合には、ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬やGLP-1阻害薬も有効だということがわかってきていて、以前は薬のない領域といわれていましたが、今では逆に複数の薬を手にしたということで、大変希望が持てるのではないかと思います。
コメント:この文章を読んで驚いたのは、ARBやACEが一般的なCKDに有効ではない、という点です。研修医の頃に、治療として間違いない、という風に教えられて(洗脳?)ずっとそう思っていました。専門外でちゃんと継続して勉強していないから知らなかったのでしょう。しかし、またもや騙されていた、と思ってしまいます。
私の考えでは、SGLT2が良いとかなんとか言っていますが、糖質制限優先ですね。糖尿病性腎症は、糖質制限で改善します。