病気を治す中心は自然治癒

ある昔の医師の言葉

病気を治す中心は自然治癒だと思うのだが、病人はそのことを深く受け止めていないように思われる。路傍の石の様に軽く見逃している向きがある。自分の体の中で行われている大治療を客観的に軽くみてしまっているのではないかと思う。

風邪にやたら薬を欲しがる患者も多い。 恐怖にあおられて、臨床試験が済んでもないワクチンを打つのも同様だと思う。

もう一つ研究そのものに生命を見出してやるという人が少ない、というのが実際の現状ではないかと思います。つまりやっていることと自分の気持ちとがぴったりしていないのが大部分ではないかと思います。だからまず自分の気持ちにぴったりするような研究をやっていかなくちゃ国家的の大きな損失だと思う。

研究のみならず、臨床も、自分の気持ちとぴったりでないドクターが多いのではないか。

たとえ経済的成功がなくても、自分の気持ちにぴったりの仕事をしたいものだ。