動物のことを学ぶと、”人間という動物”のことがよりよく理解できる
汎動物学(ズービキティー)という新しい学問がある。
動物の行動を考えると、面白い発見がありそうだ。
①動物園のニホンザルは、単にサル山で自由にしているだけでなく、ロープ渡りやいろいろ遊べてよい環境を作ってやると、繁殖が盛んになる。
コメント:人間も、身体を使って遊んだり、リラックスできる環境が大切。
②動物園で育ったチンパンジーの育児放棄。
コメント:群れの中で子育てを見たことがないので、どうしたらよいかわからないのか? 現代人も核家族化している。
野生では育児放棄はないのか?
③ペットの猫のスリム化には「キャットキンス」ダイエット法にもとづくえさが与えられる。「キャットキンス」とは、ヒトのあいだで流行した「アトキンス」ダイエット法の動物版で、タンパク質を多く、かつ、炭水化物を非常に少なく摂取する方法だ。 下記より引用
コメント:これは、ヒトのダイエット法を動物に応用したもの。犬や猫は基本的に肉食動物なので、糖質制限が当然だろう。
④若者ほど仲間と同調する。グループに引き寄せられる。仲間と同じことをしたい。
若い雄のゾウ達は年長のグループに比べると、いやに友好的だ。互いにあいさつするのに、鼻を絡ませあったり、耳をはためかせたり、高い声で鳴いたり、歓びのあまり脱糞する。
コメント:群れのなかに溶け込むためのレッスンらしい。