広島医学会のビッグボス、分子栄養療法も取り入れる

この本は、佐渡谷先生に教えていただきました。

土肥先生は広大第2外科教授、県立広島病院院長などを歴任された広島医学会のビッグボスです。ご専門は透析、腎臓・肝臓移植、消化器外科。

土肥先生がいわゆる最先端の西洋医学以外に目をむけたきっかけは、奥様のご病気だそうです。(下記)

参考文献に溝口徹先生、藤川徳美先生が挙げられています。

 

 

実は、私が広島大学を退官する年に、今は亡き妻が胃ガンで手術した7年後に再発し遠隔転移もおこして、食事も取れなくなりました。抗がん剤、放射線、免疫細胞療法も試みましたが駄目、麻薬で痛みは取れても心身の苦悩で眠れない状況に陥り、私はお手上げです。みかねた娘たちが,アロマを使ったり、腹部や胸のツボやチャクラなどを温めマッサージするなど手当てをしていました。そんな簡単なことだけで、心身の苦痛は和らぎ、妻が深く癒されているので強い感銘をうけました。この経験もあって、代替療法のなかで、本当に患者さんの苦悩を和らげ癒やせる有用な療法を見いだし、そして患者さんに役立てたいと考え多くの先達の方々から学びました。